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株式会社エコワーク
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光熱費削減のプロが詳しく解説!今注目の「家庭用蓄電池」の特徴やメリットについて

はじめに

今回のメインテーマは「蓄電池について」です。ここ数年で蓄電池に対する注目は高まり、急速に需要を伸ばしています。毎年のように各メーカーから新製品が発売されており、徐々に性能も向上しつつ、かつ導入価格は下がってきています。市場的にはまだまだこれからの商品カテゴリーではありますが、段々と一般のご家庭にも「家庭用蓄電池」が普及し始めてきています。ご家庭に蓄電池を導入することで、お客様がその恩恵を十分に感じることが出来る時代になりました。

私たち株式会社エコワークも、年々家庭用蓄電池のお問合せやご注文が増えている状況です。
ではなぜ現在この家庭用蓄電池が注目されているのでしょうか?光熱費削減のプロが家庭用蓄電池の特徴やメリットなどから家庭用蓄電池の導入をお勧めする理由を解説します。 

まず蓄電池とは?

蓄電池とはその字が表す通り「蓄える電池」です。一般的な乾電池が使い切り型なのに対し、蓄電池は繰り返し何回も充電して使うことが出来る電池のことをいいます。

蓄電池は「二次電池」と呼ばれ、蓄電用の金属や電解液の組み合わせにより色々な種類があります。代表的な二次電池は自動車などのバッテリーが分かり易いでしょう。

現在、家庭用蓄電池として利用されているのは「リチウムイオン電池」と呼ばれる種類の電池です。リチウムイオン電池は従来の二次電池と比較すると、電池の大きさに対して蓄電できる容量が大きいのが特徴で、主に携帯電話やノートパソコンのバッテリーとして広く活用されています。

ただしリチウムイオン電池の製造には、コバルトやリチウムなどのレアメタル(産出量が少ない、高品質のものが少ない金属)が原料として使われており、かつ原料費が高騰を続けていることから製造にかかるコストが高く、他の種類の二次電池と比較すると、「1キロワットあたりの値段」が高いのが難点です。

なぜ今、家庭用蓄電池が注目されているのか?

さて、その家庭用蓄電池ですが、需要は年々伸び続けています。家庭用蓄電池が注目され始めたのは、ある出来事が大きなきっかけです。その出来事とは「2019年問題」といわれるものです。

太陽光発電などの再生可能エネルギーによって発電した電力のうち、余剰分を電力会社が買い取る制度「固定価格買取制度(通称:FIT)」が2009年から始まりました。制度が開始された当初は1キロワットあたり48円という高額での買取が約束されていました。

電力の買取期間は10年と定められ、制度の開始当初は10年が経過した後も半額の20円前後での買取が予定されていたのですが、電力の買取価格は年々下落し、さらに制度終了後の買い取り金額は1キロワット当たり約7円と契約当時の約5分の1になることが発表されました。

参考に、私たち電力会社から購入する電力料金は、深夜電力の安い時間帯でも1キロワットあたり12円~16円ほど、昼間のピーク時には1キロワットあたり30円前後の料金で電気を購入しています。

つまり今までは「買う電気より売る電気が高かった」のですが、買取期間が終わった後には「買う電気が売る電気より高い」状況に逆転してしまうのです。2009年に始まった買取期間制度の10年目が終了するのが「2019年」だったので、「2019年問題」と呼ばれるようになったのです。

では、買取期間の10年が過ぎた場合、太陽光発電で作った電気はどうすれば良いのでしょうか?我慢して、安い買取価格で売電を続けるしかないのでしょうか?

一番お得な考え方は「安い金額で売るだけより、作った電気を無駄なく家で使う」ようにすることです。発電した電力を無駄なく使い、電力会社から高い金額で電気を買うことを抑えるのが最も効率のよい方法と言えます。

しかし太陽光発電で作った電気は、太陽光発電システム単体だけでは「蓄える」ことが出来ません。発電していない時間まで太陽光で作った電気を使えるようにするには、作った電気を蓄えておくための「蓄電池」が必要になります。そのため、余剰電力の有効活用の方法の1つとして家庭用蓄電池が注目されるようになり、急速に需要が伸びているのです。

株式会社エコワークでも、FITの期間が終了した「卒FIT」以降の光熱費削減などの観点から、すでに太陽光発電をご利用の方には家庭用蓄電池の導入を、また、これから太陽光発電の導入をお考えの方には太陽光発電システム+蓄電池のセットでの運用をお勧めしています。

家庭用蓄電池にはどんなタイプがある?

さてその家庭用蓄電池ですが、大きく分けると「単機能型」「ハイブリッド型」「トライブリッド型」の3タイプに区別されます。タイプごとにそれぞれ特徴があり、お客様の住環境によっては設置に適していないタイプの蓄電池もありますので、1つ1つタイプごとの特徴をご紹介していきます。

1.単機能型蓄電池

まず、もっともシンプルな蓄電池になるのが、単機能型(フレキシブル型)タイプの蓄電池です。

単機能型蓄電池は、発電した電気を蓄える電池部分の「蓄電ユニット」と、蓄電池に送る電気を変換するための「パワーコンディショナー(通称:パワコン)」と呼ばれる2つの機械で構成されています。パワーコンディショナーは太陽光パネルで発電した直流電流をお家で使える交流電流に変換する機能を備えています。単機能型蓄電池は、発電用のパワーコンディショナーと蓄電用のパワーコンディショナーを別々に設置します。

単機能型蓄電池は他のタイプに比べて価格が安く、単体で導入が可能なことから「すでに太陽光発電を設置しているが、新たに蓄電池を増設したい」という方に特におすすめのタイプです。

2.ハイブリッド型蓄電池

現在、家庭用蓄電池の主流になるタイプがハイブリッド型タイプの蓄電池です。

ハイブリッド型蓄電池は、太陽光発電用と蓄電池のパワーコンディショナーが1台にまとまっているタイプの蓄電池のことをいいます。パワコンが1つになっているので、太陽光発電で作った電気を蓄電池に送るときに、電気の変換が1度で済みます。

パワコンが電気を「直流電流→交流電流」に変換するときには最新型のパワコンでも95%前後の変換効率になります。つまり5%前後の電力は変換ロスとなります。

単機能型の蓄電池の場合、太陽光側のパワコン→蓄電池側のパワコンで2度変換が行なわれるので、実際に蓄電池に蓄えられる電気は、発電した電気の90%程度になります。これに対してハイブリッド型蓄電池の場合は、太陽光発電から蓄電池に電気を送るときの変換が1度で済みます。つまり、発電した電気を変換ロスを抑えて蓄電池に蓄えることが出来るため発電効率が単機能型より良くなります。

ハイブリッド型蓄電池は、「これから太陽光発電と蓄電池を同時に設置したい」とお考えの方、「太陽光発電の設備保証が切れたので、設備の交換が必要な方」などにおすすめのタイプです。

3.トライブリッド型蓄電池

最後にご紹介するのが、トライブリッド型タイプの蓄電池です。トライブリッド型はご自宅の太陽光発電と蓄電池に加えて、電気自動車のバッテリーも接続可能な蓄電池です。

専用の充電スタンドを設置することで、太陽光発電で発電した電気を電気自動車に充電することが出来るようになります。

昼間に電気自動車を使って外出しており、太陽光発電での充電が出来ないという場合にも、蓄電池に充電した電気を使って夜間に電気自動車に充電することも出来ます。

また車種によっては非常時に蓄電池だけでなく電気自動車のバッテリーも非常用電源として使うことが出来るので、「これから電気自動車を購入しよう」とお考えの方におすすめです。

蓄電池の停電時の動作の違いによるタイプ分け

以後のメリットの部分でも触れますが、家庭用蓄電池は台風や地震などが原因で発生する大規模停電への備えとしての機能面が非常に優れています。

現在発売されている家庭用蓄電池は、停電時のお家への電気の供給方法によって「特定負荷型」「全負荷型」の2種類に分けられます。

通常の使用時にはどちらを選択していても大差はありませんが、停電時の動作においては大きな違いがありますので、目的に合わせて最適な方を選択するようにしましょう。

特定負荷型

特定負荷型の蓄電池は、あらかじめ「停電時に家のどの回路で電気が使えるようにするか」を選択しておき、停電時にはその選択した部屋でのみ電気が使えるような仕組みになっています。

電気を使える箇所は限られますが、電気の消費コンセントを集中させることで、不必要な電力消費を抑えて長時間電気を使い続けることが出来ます。特定負荷型のものは蓄電容量が少なめな代わりにコンパクトな物も多く、屋内設置が可能な製品も多くあります。

ただし、初めに選択した場所以外では電気が使えないこと、200Vの電源非対応の機種の場合、IHクッキングヒーターやエアコンなどが使えなくなるので、その点は注意が必要です。

全負荷型

全負荷型の蓄電池は、停電時にお家全体に電気を供給することが出来るタイプの蓄電池です。現在は特定負荷型の蓄電池よりも全負荷型の蓄電池の方が圧倒的に人気があります。

全負荷型の蓄電池を設置しておけば、万が一停電の発生時でも家の全ての部屋電気を使えるので、普段と変わらないような生活を送ることが出来ます。

また、全負荷型蓄電池はほとんどの製品がIHクッキングヒーターやエアコンなど200V電源が必要な電化製品にも対応しているのも停電時に安心できるポイントになっています。

全負荷型の蓄電池は家全体で電力を使えるようにするため、蓄電容量も10kWh前後の大容量の物が多くなります、当然蓄電ユニットは大型になるため、屋外設置が基本であることと、便利な反面電気の使用量も多くなるため、無駄な電気の消費をしないように心がけないと、すぐ電池切れを起こしてしまうので、その点は注意が必要です。

家庭用蓄電池のメリットは?

家庭用蓄電池の種類について説明してきました。次は「蓄電池を設置することのメリット」をお伝えしたいと思います。

1-1.電気の自家消費割合を高めることで、購入する電力が少なくなる=電気代が削減できる

自宅の太陽光パネルで発電した電気を蓄電池に蓄えることで、発電ができない夜間〜早朝にかけての時間帯であっても蓄えた電気を使うことが出来るようになります。

特にFITによる太陽光発電の固定買取期間の終了後は、余剰電力の買い取り金額は大幅に値下がりをしますので、以後は発電した電気を電力会社に売るよりも、家で使う電気に回した方が発電した電気の自家消費量が増え、その分電力会社から購入する電気を減らすことが出来るのです。

ちなみに、最近電気代と合わせて徴収される「再生エネルギー賦課金」は電気の使用量(購入量)に応じて課金されます。オール電化住宅の場合などは必然的に電気の使用量が多くなるため、再エネ賦課金の負担も多くなるのですが、太陽光で発電した電気の自家消費の割合を増やすと、再エネ賦課金も合わせて削減することができるのです。

1-2.深夜電力との併用でさらに電気代が削減できる

1-1.でご説明した通り、太陽光発電と蓄電池を併用することで大きなメリットを得られるようになるのですが、さらに効果を高めるのであれば「深夜電力プラン」との組み合わせがおすすめです。

深夜電力プランを契約すると、深夜の電気料金が安くなり、昼間の電気料金が割高になります。深夜の電力が安い時に電気を購入して蓄電池に蓄え、電気の消費量が多い時間の電力を蓄電池と太陽光発電でまかない、余剰電力がある時は売電します。こうすることで、発電・蓄電・売電の効率がさらに高まり、電気代の削減になります。

2.夜間でも使える災害時の非常用電源になる

分かり易い蓄電池の一番のメリットといえば、「停電時にも蓄電池にためた電気をお家で使うことが出来る」ところです。大雨・台風・地震などで地域全体が停電してしまった!そんな時にもご自宅で電気を使うことが出来ます。

もし、太陽光発電のみを設置している場合は、太陽光パネルで発電できる昼間の時間帯にしか電気を使うことが出来ないのですが、蓄電池を設置することによって、日が沈み、発電が出来なくなった夜間にも電気が使えるようになります。

夜間に照明機器が使えるのは安心につながりますし、照明と同時に他の電化製品も停電時に使うことが出来ます。特に冷蔵庫が使えなければ、冷蔵庫の中の食材が駄目になる恐れがありますが、その心配もなくなります。万が一大規模な災害により停電が長期化した場合でも、避難所で生活を送ることなく、自宅で生活が出来るのは、家族にとって何よりも安心できるポイントではないでしょうか。

特に、このコロナ禍のような状況では、密になる恐れのある避難所生活を回避できる蓄電池は「備えあって憂いなし」のアイテムと言えるでしょう。

蓄電池のデメリット

家庭用蓄電池のメリットについてはご理解頂けたかと思います。しかし、当然家庭用蓄電池にはデメリットの部分もあります。次に家庭用蓄電池を導入する際のデメリットの部分をお伝えしていきます。

1.導入コストがかかる

家庭用蓄電池を導入するにあたって、最大の懸念材料になるのが、コスト・費用の部分です。

家庭用蓄電池はここ数年で大きく値下がりしてきてはいるのですが、それなりに高額な商品であることは否定できません。

蓄電池を取り扱っているプロとしての見方ですが、「蓄電池に魅力は感じるけど、もっと値下がりしてから導入しよう」とお考えの方もおられると思います。確かに原料として使われているリチウムやコバルトなどのレアメタルの原料費は高騰していること、蓄電池同様関心が高まっている電気自動車とも需要が競合することなどから「本当の低価格化」が実現するのは先のことになるであろうと予測しております。

しかしながら、今からでもお家の環境や生活のスタイルに合わせた適切なプランニングを元に導入と運用を行えば、導入コストに見合う、あるいはそれ以上の住み良い住環境を得ること、災害時などに自宅で生活を続けていくことが出来ることなど、蓄電池を導入することで高いメリットが得られることが可能な時代になっていることも間違いありません。「導入コストが高そう‥」「うちが導入しても光熱費削減できるかな?」「万が一の時本当に役立つの?」とご心配の方は、私たち株式会社エコワークに是非一度ご相談下さい。

2.家庭用蓄電池は永久に使えるものではなく、劣化・故障も起こる

家庭用蓄電池はカテゴリー的には「電化製品」です。他の家電品同様徐々に劣化し、最終的に故障して使えなくなる日が来るのは避けられません。それでも一般的に蓄電池の電池部分に関しては15~20年程度は使い続けられるように設計されているので、「すぐに蓄電池が使えなくなった!」というような事態になることはありません。

家庭用蓄電池に使われているリチウムイオン電池は、時間の経過と充放電の回数によって徐々に電池の容量が減っていきます。携帯電話やノートパソコンのバッテリーの持ちが徐々に悪くなってしまうのも同じ現象です。電池の劣化により、最終的には十分な量の電力が充電が出来ない状態になった場合には交換が必要になります。

先ほどもご説明した通り、蓄電池も概ね15年~20年と非常に長い期間使い続けられるように設計されていますので、常日頃から心配する必要は全くありませんが、「いずれは交換が必要になる」ことだけ念頭に置いておきましょう。

3.設置スペースが必ず必要である

家庭用蓄電池を導入する際には、家の分電盤との接続など専用の設置工事が必要です。一度設置すると簡単には設置場所を移動させたりは出来ません。設置場所は事前に慎重に選びましょう。

屋内用の比較的小さい蓄電池の場合でもエアコンの室外機くらい、大容量の10kWhを超えるような屋外型の大きな蓄電池はエアコンの室外機を上下に2台重ねたくらいの大きさになります。

また、家庭用蓄電池はほぼ金属で出来ているため結構な重量があります。特に屋外設置の大型の場合は地盤がしっかりしたところに基礎を作って設置する必要があります。
(ちなみに屋内用の小型のもので60kg程度、屋外用の大容量型の場合は200kgを超えるものがあります。)

他にも設置場所に細やかな条件があり、直射日光の当たらない場所(北面設置が望ましい)、高温多湿になりやすい場所を避ける、などの条件をクリアする必要があります。

太陽光発電、蓄電池の導入、光熱費の削減をお考えなら株式会社エコワークへ

いかがでしたでしょうか。今回は家庭用蓄電池の特徴メリットなどについて解説しました。

蓄電池は太陽光発電や適切な電力プランとの組み合わせなどによって最大の効果を発揮することができます。私たち株式会社エコワークでは、今回ご紹介した蓄電池はもちろんのこと、太陽光発電やオール電化などを通じて、お客様の「より快適な暮らし」「より安心な暮らし」を実現するためのお手伝いをさせていただいております。

「毎月の電気代を安くしたい!」「もっと家の暮らしを快適にするには?」など、電気や暮らしに関する悩み、疑問がありましたら、私たち株式会社エコワークに是非一度ご相談ください。

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