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【停電対策にも最適】ニチコンの「EVパワー・ステーション」を詳しくご紹介!

はじめに

みなさんは「V2H」という言葉を聞いたことがありますか?簡単に説明すると「ご自宅で電気自動車をより有効に活用するしくみ」のことをいいます。電気自動車とV2Hを組み合わせることで、電気自動車を移動の道具としてだけで無く、家庭用蓄電池としても活用する事が可能になるのです。

これにより日々の電気代を安くしたり、非常用電源として電気自動車の電力を使える様になるなどのメリットが受けられます。つまりV2Hがあれば、経済的かつ安心な生活を手に入れる事ができる、というものです。

私たちエコワークでは、ニチコン製のV2Hシステム『EVパワー・ステーション』を取り扱っております。比較的安価な「スタンダードモデル」から、最新型で高機能な「プレミアムPlusモデル」まで、3機種がラインナップされています。

今回は、このV2Hシステム「EVパワー・ステーション」の詳細について解説をしていきたいと思います。

V2Hとは?

まずV2Hとは何か?少し詳しく説明しておきましょう。V2Hとは「vehicle to home(ビーグル トゥ ホーム)」の略称です。

従来は電気自動車の使いは「車として利用する」というものでしかなく、電気自動車への充電は、街中にある充電スタンドか、家に設置した充電スタンドで行う、というものでした。

これがV2Hを導入することで、逆に電気自動車の電気を家に供給することが可能となります。

つまり、電気自動車が「大きな家庭用の蓄電池」として使える、ということです。

現在は脱炭素社会に向けて、電気自動車の普及が進んでいます。ご家庭の電気自動車が大容量の蓄電池として活用できるようになるV2Hはエコロジーな電気エネルギーの活用方法として非常に注目されています。

EVパワー・ステーションとは?

次に「EVパワー・ステーション」について触れていきます。EVパワー・ステーションとは、ニチコン株式会社が製造したV2Hシステムの製品名です。

現在の電気自動車のバッテリーは大容量なものが多くなってきています。最新型の電気自動車だと、蓄電池の容量は60kWhを超えるものまで出てきました。この容量は、一般的な家庭用蓄電池の約6倍以上にもなります。

このような大容量バッテリーを持つ電気自動車を、移動手段以外に使えないかと開発したのがニチコン株式会社です。ニチコン株式会社は、V2Hシステムを世界で初めて開発した会社なのです。

ニチコンのEVパワー・ステーションは、機能性を落とすことなく低価格を実現しています。一番安いのは「スタンダードモデル」ですが、その分機能的には制約があります。

上位機種の「プレミアムモデル」になると価格はスタンダードよりも高くなります。その分、機能的に優れておりV2Hシステムとしてのメリットを十分に感じることが可能です。

さらに、最上位機種の「プレミアムPlusモデル」も登場しました。プレミアムモデルの機能に、UPS機能の追加や浸水被害軽減設計、スマートフォンでの操作に対応など、さらにパワーアップしています。

EVパワー・ステーションの仕組み

EVパワー・ステーションは、自宅の電気配線とEVパワー・ステーションを接続し、電力会社から供給されている電気を電気自動車へ充電します。充電した電気は電気自動車の燃料として使用する他に、電気自動車を蓄電池代わりとして電気を貯めておいて、使用する時に家庭内へ電力を供給する、という仕組みになっています。

EVパワー・ステーションの活用方法は、電気代の安い夜間に電気自動車を充電しておき、昼間は貯めておいた電気を使用するというスタイルです。もちろん昼間に電力が足りなくなった場合は、電力会社の電気を使うことも可能です。この仕組みによって、電気を電力会社から買うだけのスタイルよりも、効率よく電気を使う事が可能になる、というものです。

また、太陽光発電システムを導入しているご家庭でしたら、太陽光発電システムとEVパワー・ステーションを接続することができます。太陽光発電システムで作られた電気を、電気自動車へ充電することができるようになります。

太陽光発電システムから充電された電気は、電力会社から買った電気同様に、電気自動車の燃料として使用するのはもちろん、生活用の電力が足りなくなった場合に電気自動車から補ったり、余った電力は売電することもできます。

このようにEVパワー・ステーションは、太陽光発電で得た電気も無駄なく使用することができる仕組みとなっています。

EVパワー・ステーションのメリット

EVパワー・ステーションと電気自動車を組み合わせることで、得られるメリットを挙げていきたいと思います。私たちの暮らしがより経済的に、より安心できる様になるメリットがたくさんあります。

メリット1:高い節電効果が見込める

EVパワー・ステーションを導入するメリットは、なんといっても「節電効果」です。EVパワー・ステーションの基本的な使用方法として、電気代の安い夜の時間帯に充電し、昼間は貯めておいた電気を使うようにするため、日中に電気を使用する家庭よりも、電気代を抑える事ができます。ご家庭によって差は生じますが、年間3~4万円程度は節約できると言われています。

これに加え、太陽光発電システムを導入している家庭であれば、太陽光発電の電気を使うことで、電力会社から買う電気の量を削減できるので、さらに電気代は節約できるようになります。また、太陽光発電は余った電力を電力会社に売ることもできます。電気代を削減しながら、売電収入を得ることもできる、ということです。

メリット2:電力供給の効率化

EVパワー・ステーションの別のメリットとして「電力供給の効率化」が挙げられます。EVパワー・ステーションには「系統連系」という機能が搭載されています。これは、電気自動車から電気を供給している時でも、電力会社からの電気や太陽光発電で発電した電気を同時に使用できる機能のことです。

例えば、夜間に貯めておいた電気を日中に使用し、電気が足りなくなってしまった場合、電力会社の電力や太陽光発電システムから足りない分を補う事ができるのです。この機能を使うことによって、必要な時に必要な分だけ、効率よく電気を使うことができます。

メリット3:災害時などの停電への備えに最適

近年は地震や台風、大雨などによる災害を原因とする大規模な停電が多く発生しています。もし、停電が発生してしまった時、EVパワー・ステーションがあれば、電気自動車から自宅に電力を供給することが可能です。電気自動車は家庭用蓄電池よりも大容量のバッテリーを備えているので、家庭用蓄電池よりさらに長い時間、電気を使うことができます。災害時の備えとして非常におすすめです。

家庭用蓄電池は大容量のものでも16kWh程度の容量しかありません。16kWhの場合、停電の時に使用できる時間は、約25時間程度となります。一方、最新型の電気自動車の場合、バッテリー容量は70kWhも。70kWhの電気量があればおよそ4日間以上も使い続けられることが可能です。万が一停電が大規模で長時間になった場合でも、これだけの容量があれば安心できますね。

メリット4:電気自動車への充電スピードが早くなる

電気自動車ユーザーの方にうれしいメリットとして「電気自動車への充電が早くなる」点も挙げられます。EVパワー・ステーションには「倍速充電機能」が搭載されています。この機能により、電気自動車への充電スピードが最大で約2倍にまで早くなります。

例として、日産のリーフを充電する場合、標準装備されているケーブル(200V/15A)を使って充電すると、充電完了に約8時間かかります。ところがEVパワー・ステーションなら、その半分の約4時間で充電が完了するのです。

電気自動車のデメリットになっていた充電時間の長さでしたが、EVパワー・ステーションがあれば、寝る前に充電をセットしておけば、次の日の朝にはすぐに使う事ができます。「使いたい時に充電が完了していない」などということは起こりにくくなるでしょう。

メリット5:自動車の燃料費が安くなる

電気自動車のメリットとして、一般的に電気自動車の燃料費は、ガソリンを使う自動車より安く済む、という点があります。たとえば、ガソリン車で月1万円のガソリン代がかかるくらいの距離なら、電気自動車は2000円程度で走れてしまいます。概ねガソリン車の燃料費の約1/5の電気代で同じ距離が走れるのが魅力です。

さらに、太陽光発電システムを導入している家庭なら、EVパワー・ステーションと太陽光発電システムを接続し、太陽光により発電した電力も自動車の燃料として使えるようになりますので、燃料代はもっとお得になります。EVパワー・ステーションは、導入に初期費用がかかってしまいますが、燃料費や電気代の削減効果を長期的に考えると、経済的な負担を減らすことができるのです。

EVパワー・ステーションは最上位機種「プレミアムPlusモデル」がおすすめ!

ニチコンのEVパワー・ステーションには、「スタンダードモデル」「プレミアムモデル」「プレミアムPlusモデル」の3タイプがありますが、エコワークのおすすめは最上位機種の「プレミアムPlusモデル」です。

スタンダードモデルは安価だがデメリットが…

EVパワー・ステーションのスタンダードモデルは、ラインナップ上一番安価ですが、機能的な制限が大きく、EVパワー・ステーションのメリットがあまり得られません。特に以下の3つ点が他のモデルと比較してデメリットになります。

停電時の機能が特定負荷のみで、100Vの出力

特定負荷とは、停電時に冷蔵庫など一部の電化製品のみに電気を送る仕組みを指します。また、出力が100Vのため、エコキュートやIHクッキングヒーター、エアコンといった200V機器には接続することができません。

停電時には太陽光発電と連携できない

停電時に太陽光発電システムと連系ができないため、太陽光発電で発電しながら蓄電池を使う、ということができないため、停電時には溜めていた電気だけで賄うということになります。

電気自動車(EV)の倍速充電ができない

EVパワー・ステーションの魅力的な機能である「倍速充電機能」がスタンダードモデルでは使用することができません。 

スタンダードモデルは販売価格上は安価ですが、やはり上位のモデルに比べると性能面で大きく劣ってしまいます。ですので、エコワークでは最上位機種のプレミアムPlusモデルをおすすめしています。

【プレミアムモデル以上の機種の機能】

停電時には全負荷型でお家全体をバックアップ

スタンダードモデルの特定負荷と異なり、プレミアムモデル以上の機種は、家全体に電力が供給可能な全負荷型になります。家全体で電力が使えるので安心感がアップします。

200V出力にも対応

スタンダードモデルが100V出力だったのに対して、プレミアムモデル以上は200V出力に。これにより、IHクッキングヒーターやエアコンなどの200V機器も接続して使用可能になります。

EVの倍速充電に対応

プレミアムモデル以上の機種からは「倍速充電機能」が使用可能です。電気自動車への充電時間が約半分に短縮されるのは大きなメリットです。

プレミアムモデルの販売価格は概ねスタンダードモデルの倍近くになりますが、その価格差を十二分に埋める性能で、電気自動車や太陽光発電システムの価値を最大限に引き出すことができます。

今回のまとめ

いかがでしたでしょうか。今回はニチコン株式会社のV2Hシステム「EVパワー・ステーション」について、仕組みやメリット、製品の特徴などについて解説しました。

脱炭素社会へのシフト、化石燃料の枯渇問題、最近のエネルギー情勢の不安定さなどから、V2Hシステムは、今後自動車がEVへとシフトしていくにあたり、普及していくのは確実です。クリーン、経済的、非常時の備えとメリットも多いので、自動車の買い替えをお考えでしたら、「EV+V2Hシステム」を検討してみる価値は十分にあるといえるでしょう。

また、太陽光システムとの組み合わせによるおうち全体の光熱費削減と、「ガソリン代ゼロ」を目指すこともできます。

私たち株式会社エコワークでは、今回ご紹介したV2Hシステムはもちろんのこと、太陽光発電や蓄電池、オール電化などを通じて、お客様の「より快適な暮らし」「より安心な暮らし」を実現するためのお手伝いをさせていただいております。

「毎月の電気代を安くしたい!」「もっと家の暮らしを快適にするには?」など、電気や暮らしに関する悩み、疑問がありましたら、私たち株式会社エコワークに是非一度ご相談ください。

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