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太陽光発電・家庭用蓄電池のプロが解説!太陽光発電パネルや家庭用蓄電池って本当に安全なの?

はじめに

世界的な脱炭素社会へ向けた動きや、最近の電気料金の相次ぐ値上げなどを受けて、ご家庭で使う電気を「買う」から「自分で創って使う=自家消費型」のスタイルへの切り替えが進みつつあります。

電力を自家消費できるようにするためには「太陽光発電システム」と「家庭用蓄電池」の設置が必要になります。その太陽光発電システムと家庭用蓄電池、「本当に安全なの?」「家に設置するのに危険はないの?」など、安全性の面が気になるという方もいることでしょう。

今回は、太陽光発電システムと家庭用蓄電池の設置工事に数多く携わってきたプロが、多くのご家庭に安心して太陽光発電システムと家庭用蓄電池を導入していただけるよう、太陽光発電システムと家庭用蓄電池の『安全性』について解説していきます。

太陽光発電システムの安全性について

まず、太陽光発電システムの安全性について触れていきましょう。家庭用の太陽光発電システムの太陽光発電パネルは、基本的にお家の屋根に設置することになります。この場合、屋根へのダメージはないのでしょうか?また、屋根に設置した太陽光発電パネルが落下することはないのでしょうか?

また、太陽光発電パネルの原材料などには危険性はないのでしょうか?環境面や健康面に影響はないのでしょうか?こういった疑問点について解説します。

【疑問点】太陽光発電のパネルは本当に屋根に設置しても安全なのか?

まず気になる点は「太陽光発電パネルを屋根に設置する際の安全性」ではないでしょうか。太陽光発電パネルにも当然重さがありますし、設置する屋根のほとんどには傾斜がついています。

実際に屋根に設置したあと、太陽光発電パネルの重量などによって、屋根がダメージを受けないのか?また設置した太陽光発電は落下する恐れはないのか?などは気になる方もいると思います。

この2点について太陽光発電システムのプロフェッショナルとしての回答は下記の通りです。

【プロの答え】太陽光発電パネルを屋根に設置しても「ほとんどの場合」は問題ない

結論から言ってしまえば太陽光発電をお家の屋根に設置しても、「ほとんどの場合」は問題ありません。この点におけるポイントは「太陽光発電パネルの重さ」にあります。

もう一つの疑問点である、太陽光発電パネルの落下の可能性についても「ほとんどの場合」問題はないと思います。この点におけるポイント「豊富な施工実績をもつきちんとした会社」から太陽光発電システムを導入することです。実績のある信頼できる会社が施工を行えば、落下の危険性などについて心配はいらないと思います。

【ポイント】太陽光発電パネルの重さはそこまで重くない

実は太陽光発電パネルの重さ自体は、そこまで重くはないのです。一般的な太陽光発電パネルの重さは1枚あたり約12kg~15kgくらいです。お家の屋根には太陽光発電パネルを数十枚敷き詰めます。仮に20枚敷くとして300kg程度の重さになります。さらに太陽光発電パネルを敷くための架台の重さが100kg程度ですので、合計の重さは400kgくらいということになります。

増重量が400kgと聞くと「重たいじゃない!」と思われるかもしれません。しかし太陽光発電パネルの重さは一点に集中するわけではなく、相応の面積の屋根に広げる形で敷き詰めますので、重さは分散されます。ですので、太陽光発電パネルの重さによる屋根へのダメージなどを考慮する必要は大抵の場合必要ありません。

厳密に言ってしまえば屋根全体の重量が増えることにより、家の耐震性が若干下がるとも言われています。家の上の部分が重くなることで地震の際の揺れが大きくなるからなのですが、この点については国土交通省より「建物の安全性に大きな問題をもたらすものではない」という見解も出ており、過度に心配をする必要はないものと考えます。

【ポイント】きちんとした会社が設置施工を行えば、よほどのことがない限り、太陽光発電パネルが落下する可能性は低い

一般的な太陽光発電パネルの取り付け方を簡単に説明すると、まずは太陽光発電パネルを固定するための架台や金具を屋根に取り付けます。その上に太陽光発電パネルを敷き詰めて固定していきます。屋根の形状や屋根の材質などによって、取り付け方は変わります。

太陽光発電パネルの施工実績が豊富な会社がきちんと施工を行えば、よほどのことがない限り、太陽光発電パネルや取り付け具の自重による、落下などの事故が起きる可能性はほとんどないと言っていいと思います。

太陽光発電パネルの落下事故は発生はしています。しかし、それらの落下事故の原因は台風や地震などの自然災害や、施工業者の杜撰な設置工事によるものが多いとされています。

地震や台風など自然の脅威の場合は、正直防ぎようがない部分が否めませんが、杜撰な施工による落下事故は「人災」であり、あってはならないことです。ですので、太陽光発電システムをお家に導入されるときには「商品知識が豊富」「事前の調査などをきちんと行う」「施工実績が豊富」な会社に相談されることをおすすめします。

私たち株式会社エコワークは商品の知識・施工実績・フォロー体制などを万全に備えております。

熊本市をはじめとする熊本県全域対応可能ですので、太陽光発電システムや家庭用蓄電池のご相談でしたら、まずお気軽にご連絡いただければと思います。

【疑問点】太陽光発電のパネルは環境面・健康面に影響はないの?

太陽光発電システムは、エコロジーで環境に優しい再生可能エネルギーとして、世界中で普及が進んでいます。人によっては「太陽光発電による環境への悪影響はないのか」や「太陽光発電を設置することで健康面の影響があるのではないか」という疑問をお持ちになる方もいるかもしれません。次はこの2つの疑問点について解説していきます。

【プロの答え】太陽光発電システムが環境面・健康面で悪影響を与える危険性は低い

こちらもまず結論を述べますが、「太陽光発電システムは環境面・健康面で悪影響を与える危険性は低い」と言えます。ただし、今回は「例外」があります。その点については後述します。

太陽光発電システムの環境面への影響を述べる上でのポイントは「温室効果ガス」です。また、太陽光発電システムの健康面への影響については「電磁波」がポイントとなります。では、環境面への影響から解説を進めていきます。

【ポイント】太陽光発電システムは発電時に温室効果ガスなどを発生させない

日本における発電方法の大部分を占めるのが「火力発電」です。その割合は約70%ほどと言われています。火力発電は発電時に「石炭」や「LNG(液化天然ガス)」を燃やして水を熱し、発生した蒸気でタービンを回すことによって電気が生まれます。

この石炭やLNGを燃やしたときに発生するのがCO2(二酸化炭素)などの温室効果ガスです。皆さんもご存知の通り、温室効果ガスは地球温暖化の原因の一つとされており、世界中で温室効果ガスの発生を抑制しようとする動きが高まっています。

そのほかにも硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(Nox)、粉塵などが発電の際に待機中に放出されています。大部分は発電所により排出を抑えられていますが、これらの物質は大気汚染の原因物質であり、環境面・健康面への影響が危惧されています。

さて、太陽光発電システムは太陽の光から電気を作り出します。太陽光発電パネルの中にはモーターやエンジンのような、燃料を必要する動力は使われていません。ですので、太陽光発電システムによる発電時に、CO2のような温室効果ガスが発生することはありません。もちろん硫化酸化物や窒素酸化物、粉塵などの発生も起こりません。

空気を汚すことなく電気を発電できるのが太陽光発電の大きなメリットであり、ご家庭で太陽光発電システムを使用する上で環境面に悪影響を及ぼすことはまずない、と言って良いでしょう。

例外として太陽光発電システムによる環境の影響を挙げるとするならば、「メガソーラー建設時の森林破壊」ではないでしょうか。

家庭用の太陽光発電とは異なる、売電を目的とした大規模な太陽光発電システムが「メガソーラー」と言われるものです。メガソーラーの建設には広大な土地が必要となります。建設用地を確保するために山を切り開いたり、森林を伐採したりするケースが多発し、これは環境破壊ではないか?と問題になったのも記憶に新しいところです。

記事の本筋から外れてしまいますので、今回これ以上の詳細は書きませんが、この問題に興味を持たれた方はぜひ様々な記事や書籍を読んでいただき、考えていただければと思います。

【ポイント】太陽光発電システムからは微弱の電磁波が発生してものの、健康面に影響が出る可能性は低い

次に太陽光発電システムの健康面への影響について解説します。まず太陽光発電システムは大きく4つに分けると「太陽光発電パネル」「接続箱」「パワーコンディショナー」「分電盤」の4つのパーツに分かれています。この中のパワーコンディショナーから『電磁波』が発生しています。

電磁波とは何か?ですが、電磁波について辞書で調べると【電界と磁界との変化が波動として空間を伝わっていくもの。波長の長いほうから、電波・赤外線・可視光線・紫外線・X線・γ(ガンマ)線がある】とあります。ちょっと難しいですが、赤外線や紫外線は聞いたことありますし、X線は病院でレントゲン撮影をするときに使われていますよね。

さてこの電磁波、太陽光発電システムのパワーコンディショナーだけではなく、お家で使っている家電製品のほぼ全てから発生しています。家電製品によって発生する電磁波の量は異なりますが、パワーコンディショナーから発生する電磁波の量は他の一般的な家電製品の電磁波量と同程度とされています。

「電磁波を体に浴びることで身体に悪影響を及ぼす」というようなニュースや記事を見た方もいらっしゃるのではないでしょうか。電磁波を体で浴びたことで、何らかの症状が体に現れたと訴える方もいらっしゃいます。

しかし、これらの人体への影響についてはまだ明らかになっていない部分が多いのが現状です。電磁波はいわゆる「放射線」ですので、過度に体に浴びたり、あまりに長時間浴びたりすることで、人体に影響が出る可能性は否定できないとは思いますが、前述の通り電磁波はお家の中の家電製品のほとんどから出ていますし、実は屋外や自然環境の中でも知らないうちに浴びているものです。

一般的な家電用品を使って、特に問題なく生活が送れている方であれば、太陽光発電システムからの電磁波について心配をされる必要はないものと思います。

家庭用蓄電池の安全性について

次は家庭用蓄電池の安全性についてです。家庭用蓄電池は機種にもよりますが、家の屋外や屋内に設置するものです。屋外に設置しておいて危険はないのか?屋内に置く機種の場合床にダメージはないのか?また電池が発熱したり、発火・爆発することはないのか?などが気になる方もいらっしゃるかもしれません。これらの点について解説していきます。

【疑問点】家庭用蓄電池は設置して危険性はないの?

家庭用蓄電池は太陽光発電システムで創出した電気を貯めておく大容量のバッテリーです。機種によりますが、屋外または屋内に設置します。仮に屋外に家庭用蓄電池を設置した場合に本当に危険性はないのでしょうか?またうっかり触ってしまうことで感電することはないのでしょうか?また、蓄電池本体が発熱・発火したり、爆発を起こすことはないのでしょうか?まずはこれらの疑問点から解説していきます。

【プロの答え】国内製の家庭用蓄電池であれば厳格な安全基準に基づいて製造されており、家庭での使用において安全性は高い

こちらも結論から伝えますと、「家庭用蓄電池は国内メーカーの製品であれば、厳格な安全基準に基づいて製造されているので安全性は高く、ご家庭での使用においては心配はない」といえます。それでは、安全性についてポイントを分けて詳しく説明します。

【ポイント】蓄電池は「危険物」であるため、消防法など法律で安全面の基準が厳しく定められている

蓄電池とは文字どおり電気を蓄積する装置=バッテリーのことです。身近なところではパソコンやスマートフォンでもバッテリーが使われているので、ほとんどの方がご存じだと思います。

太陽光発電システムで昼間に発電した電力を夜中に使用するためには、太陽光発電システム自体に蓄電の機能を有していないため、別に蓄電池が必要となります。

ほとんどの家庭用蓄電池では「リチウムイオン電池」という電池が使われています。ノートパソコンやスマホなどのバッテリーも同じくリチウムイオン電池がほとんどです。

実はこの蓄電池、厳密に言うと「危険物」になります。時々、スマートフォンやパソコンのバッテリーが発火・爆発した!という内容のニュースが出ることがあります。また、お使いのスマートフォンやノートパソコンを触ったら熱さでビックリした経験がある方も多いのではないでしょうか。

これまでにも事故例として、発熱によるやけどや発火などの事例は実際報告されていますし、竹蓄電池の温度が一定以上になると、連鎖反応が起こる可能性が生まれてきます。電池温度が急激に上昇すると熱暴走を起こしてしまい、最悪の場合は発火・爆発による火災なども起こしかねないものです。

ここまでを読むと「やっぱり危険なんじゃないか!」と思ってしまいそうですが、ご安心ください。そういう危険性をもつものであるが故に、消防法などで事故などを未然に防ぐための厳格な安全基準を設けてあります。

国内メーカーの蓄電池は消防法やその他の安全基準に則って設計・製造されているので、屋外の設置であっても屋内であっても設置上、危険性を心配するレベルではありません。

あえて言えば、屋外に設置する箇所の土壌の状態はしっかり確認しておく必要があります。

地面が柔らかい場所や、水の溜まりやすい場所などは設置には適していませんし、万一設置した場合には蓄電池の重さによる沈下や、浸水による漏電・故障の危険性が生まれます。

したがって、家庭用蓄電池の設置も太陽光発電システム同様、施工の実績が豊富な会社に依頼するようにする方が良いでしょう。

【疑問点】家庭用蓄電池は環境面・健康面に影響はないの?

次に「家庭用蓄電池は環境への悪影響はないのか」や「家庭用蓄電池を使用することで健康面の影響はないのか」など、家庭用蓄電池の環境面・健康面についての疑問にお応えしていきたいと思います。家庭用蓄電池には部品の素材として金属や樹脂などが使われていますが、それらの素材が環境に悪影響を与えることはないのでしょうか?また、太陽光発電システムのように家庭用蓄電池からも電磁波は出るのか、電磁波による人体への影響はないのかがポイントになるかと思います。

【プロの答え】太陽光発電システム同様、家庭用蓄電池も環境面・健康面で悪影響を与える危険性は低い

こちらもまず結論を述べますが、「家庭用蓄電池は太陽光発電システム同様、環境面・健康面で悪影響を与える危険性は低い」と言えます。

【ポイント】家庭用蓄電池は従来の電池より環境負荷の少ない素材で作られており、リサイクルも可能

まず環境面についてです。家庭用蓄電池ではありませんが、昔の電池(乾電池)などは鉛、水銀、カドミウム、ニッケルなどの有害物質となる金属が使われ、使用済みの乾電池を埋め立て処理したことなどにより、これらの有害物質が土壌や海水などを汚染することが問題となりました。

家庭用蓄電池の場合はどうでしょうか?ほとんどの家庭用蓄電池にはリチウムイオン電池が使われており、リチウムイオン電池はリチウムや黒鉛などの金属、リチウム塩やエチレンカーボネイトなどの電解質、ポリエチレンなどの樹脂が素材として使われています。これらの素材は環境的に見て全く無害というわけではありませんが環境負荷が低く、またリサイクルも可能なことから、従来の電池より環境に優しい電池として普及し、今では一般的な蓄電池となりました。

リチウムイオン電池は高寿命が特徴で、家庭用蓄電池の一般的な寿命は15年~25年程度は使えると言われています。環境面において重要なことは寿命がきた蓄電池をきちんとリサイクル・リユースすることと言えるでしょう。また、家庭用蓄電池は温室効果ガスの排出もありませんので、家庭用蓄電池を使うことで環境的な悪影響が起こることはまずないと言って良いでしょう。

【ポイント】家庭用蓄電池からも電磁波は発生するが、一般的な家電製品同等程度なので、健康面の悪影響を心配するレベルではない

次に家庭用蓄電池の健康面への影響についてです。家庭用蓄電池も太陽光発電システムのパワーコンディショナーと同じく、電磁波を発生させています。しかしその電磁波量は家電製品程度というのも同様で、家庭で家庭用蓄電池を利用されるにあたって、健康面の心配をする必要はないものと考えます。

一点だけ補足すると、他の家電製品にも言えることですが、心臓のペースメーカーなどの「電磁波の影響を受ける機器」をお使いの方は注意が必要です。もしご家族の方でペースメーカーを使用している場合には他の家電品同様電磁波に対する対策が必要になる場合があります。

今回のまとめ

それでは、今回のまとめとなります。太陽光発電システム、家庭用蓄電池どちらも安全性についてご心配をされる必要はほぼありません。電気を自分で創って使う「電力の自家消費」には様々なメリットがあります。環境に優しく、経済的な暮らしを目指して、是非太陽光発電システムと家庭用蓄電池の導入をご検討いただければと思います。

ただし、家庭用発電システムと家庭用蓄電池は「きちんとした製品を選ぶこと」「きちんとした会社に相談して導入すること」が重要であると思います。

私たち株式会社エコワークは「電気を上手に使う暮らし方」をご提案し、熊本市をはじめ、

熊本県内全域、数多くのご家庭に太陽光発電システム、家庭用蓄電池の導入のお手伝いをさせていただいております。太陽光発電・家庭用蓄電池についての疑問やご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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